2011年 座禅
 6月5日(日)薬師寺蜜蔵院(春日井市)


今回は『座禅』だ。91団カブ隊では座禅を目的にお寺さんに行くことは初めてのことである。
昔(何年前かは定かではない)は一休さんキャンプと言ってお寺さんでの舎営をし活動したそうだ。
父母の会の皆さんにご協力いただき、春日井市まで車で移動する。


お寺の境内をお借りし、セレモニーを行おう。
今回お世話になる、天台宗尾張密蔵院院主 田村住職にも挨拶をいただいた。神聖な場所で行うセレモニーは少し緊張するね。


早速、本堂に上がり座禅の準備に取り掛かる。住職の話をよく聞き、座布団を決められた場所に敷いていく。
自分たちの座る場所が決まったら静かに正座をしてその時を待とう。
座禅の足の組み方と警策(きょうさく)の受け方を教わる。ピーンと張り詰めた空気の中、般若心経のお経から始まった。
あっという間の座禅だったが、意識を集中する時間・足の痺れ・警策の痛みは忘れないのではないか。(座禅中の写真は取れないのであしからず)


お昼になったので別棟の座敷をお借りしカブ弁にしよう。緊張がほぐれたらお腹が空いたよね。
リーダーと相撲?が始まった。スカウト達もカラダを動かしたくウズウズしているようだ。


午後はお借りした本堂周辺を清掃しよう。各組別れて清掃奉仕の時間だ。
廊下の雑巾がけ、階段・下駄箱の清掃などキレイにすると気持ちいいね。


よし、清掃も終わったので、みんな揃って庄内川の川原まで行ってカラダを動かそう。君たちは1日中ジッとしていることなんか出来ないもんね。
カブスカウトの青色の制服は自然の緑色の風景によくマッチするね。


広場があるので『靴飛ばし』をしよう。みんな遠くまで思いっきり靴を飛ばすんだよ。
スカウトもリーダーも真剣に靴を飛ばして遊んだ。次は手で投げてみよう。足と手とではどっちが遠くまで届くかな?


閉会のセレモニーも境内で行おう。
住職曰く、「一日の最後、寝る前に1分でもいいから静かに目を閉じて、意識を1つのことに集中するといい。」私も毎日したいものだ。
普段、忙しく過ごしているスカウト達も、今日は少し違った環境の中で時間を過ごし、何かを学んでくれればいいと思う。
最後にこのような機会を準備してくださった、菅野谷夫妻に感謝いたします。本当にありがとうございました。

次回はお茶会です。次も『静』なる活動だ。
みんなで茶道のことを学ぼう。では次回。