ベンチャー隊・カブ隊合同 お茶会 2005年
6月19日(日)藤が丘コミュニティーセンター
毎年恒例となったお茶会。4年ぶりのページ更新。
ベンチャースカウト2名が熟練したお点前、作法などを披露してくれる。
一方カブ隊は日本の文化に触れ、静寂の心得を学ぶ。

今年は「愛・地球博」が瀬戸と長久手・愛知青少年公園で開かれ
世界に触れる機会が多くなっている。

今回のお茶会テーマは「世界」。世界中さまざまな茶道具で臨んだ。
勿論海外での使用目的は別のものだ!!

まず床の間では、扇子(西洞先生が万博中国館で書道家に書いていただいた)。
花器はペルシャ製、生け花はリトルシュリンプ(エビに似ている)。
水色ポットはドイツ製、地球儀はニュージーランド製(南半球なので上は南極)。
菓子器もニュージーランド製、湯すて器はハワイ製
茶器はモロッコと韓国(李朝時代)。
ナツメ(抹茶いれ)はオーストラリア(アボリ民芸品)。

お茶会とは、お茶を飲み
お菓子をいただくだけではなく
その器・お菓子の意味・お茶の味・茶器の由来
床の間の装飾など物質的な話題とともに
人との会話・心の移動など内面的な要素を通して
個人にあったレベルで受け止めてゆく。
スカウティングには最適と改めて感じた。
今後も更に発展し続けていただきたい。

ちなみに4年前のテーマは「昆虫」

西洞先生の教室に通っているスカウトもお点前を披露。
スムーズな流れと、なれた手つきにビックリ。
日頃のスカウトとは思えない落ち着き。
礼と心を鍛錬する茶道は小学生にも会得できる。

お菓子は「子福部」ビワを形どっている。
菓子器はニュージーランド製。

花器はペルシャ製。

扇子には「弥栄」(反対からよむ)
「名古屋91団」「愛知万博」と書いてある。

下左の器はアフリカのモロッコ製
下右は李朝時代の極古の器。
 ヒビの入ったところは純金で補修してある。